福島県いわき市・相馬市・南相馬市における放課後児童クラブ支援員、防災研修および
防災備品配布への支援

今回の支援対象地域であるいわき市、相馬市、南相馬市の学童保育は、運営形態や設置場所も多様であることから、各施設の防災対策の状況にもばらつきがみられ、避難場所への移動ルートの確保や、災害時の連絡手段などが十分に整備されていない学童保育も未だ多いことが、かねてより課題として上がっていました。また、学童保育においては、多数の子どもに対応できる非常用持ち出し袋や救急セットが子どもの安全を守るためには必要でしたが、予算的な制約から、全学童保育施設への設置が徹底できていないという状況でした。
このような状況を踏まえ、いわき市、相馬市、南相馬市における学童保育の防災環境改善のため、支援協力を行いました。
今回は、学童保育施設の基本的な防災環境の整備を目的とし、防災備品と救急セットの配布、また放課後児童クラブの支援員を対象とした防災研修も合わせて実施し、放課後の「生活の場」として機能している学童保育での子どもと、支援員の安心・安全が確保され、支援員の防災や防災備品に関する知識を増やすことも目指す取り組みとなりました。

~非常用持ち出し袋の受け渡しや、指導を受ける指導員のようす~

東日本大震災寄付金ご報告

今までの寄付金合計金額
¥116,344,000

(2016年7月1日現在)