新型コロナウイルス感染症 子ども支援に基づいた「夏休み/冬休み 子どもの食 応援ボックス」

【 支援背景 】

2020年初頭から発生した、新型コロナウイルス感染拡大の影響が長期化する中、経済的に困難な状況に置かれた家庭において、子どもたちが十分な食事を摂ることができない事態が発生しました。
このような事態を鑑み、セーブ・ザ・チルドレンでは、2020年から新型コロナウイルス感染拡大への緊急支援として「ひとり親家庭 応援ボックス」を開始し、2022年からは、新型コロナウイルス感染症の長期化や、昨今の物価高騰から、感染者数が減少している自治体であっても子育て世帯がより困難な状況におかれている可能性もふまえ、活動の対象を全国に拡大して実施し、2023年までにのべ27,091 世帯の子どもたちに食料を提供、その事業への協力支援を行いました。

【 支援内容 】

「夏休み 子どもの食 応援ボックス」(2023年7月実施)

「冬休み 子どもの食 応援ボックス」(2023年12月実施)

長期化する新型コロナウイルス感染症の影響に加え、昨今の物価高騰により、所得割非課税世帯、またはそれに準ずる経済的に困難な状況下にある18歳以下の子どもを扶養する10,004世帯に対し、食料品セット(米・麺・副菜などのレトルト食品、調味料・お菓子など)や、日用品・文房具の支援、情報提供(子どものこころのケアに関するリーフレット)などの支援を実施しました。
2023年5月に新型コロナウイルス感染症が5類に移行し、社会活動が平常に戻りつつある中、感染拡大以前(2020年2月頃)と比較して、世帯収入水準は未だ回復しておらず、昨今の物価上昇もあわせて世帯の状況はさらに苦しいものとなっている状況であることが見受けられました。
この支援は、長期化した新型コロナウイルス感染症で高まった経済的・精神的な負担に加え、経済的に困難な状況にある家庭の子どもたちの食の状況改善を目的としています。

(令和6年能登半島地震緊急支援の活動報告につきましては、次年度にご報告させていただきます)

寄付金ご報告

今までの寄付金合計金額
¥229,631,200

(2024年10月31日現在)